チーズはどこへ消えた?

今回も引き続きスペンサージョンソンさんのご紹介です。

日本でもチーズはどこへ消えた?で有名な著者として知られていますよね。
私がこの本を最初に読んだのはおそらくもう10年近く昔になると思いますが、ものすごく感動したのを今でも覚えています。
当時の私は人生の行き詰まりを感じていて、毎日とても息苦しく暮らしていました。
本音を言うと終わりのない地獄のような毎日にうんざりとしていて、どうやったらこの苦しみから抜け出せられるようになるのか必死に探していました。

当時は日本語で読んだのでが、つい最近ふとチーズはどこへ消えた?のことを思い出し英語で読んでみました。

正確には車内で英語のCDを聞いたといった感じなのですが、一番最初に読んだ感動とはまた一味違った視点で学べました。

洋書はやっぱり日本語に訳すとちょっと違った感じになるので、原語で読む、聞くが断然おすすめです。
読んだことがない方に説明すると・・・・

めまぐるしく忙しく絶えなく変化しつづける世の中にちゃんとついていけていますか?
自分がこうだと思うのは自己の過去の経験からくるもので確実だと確信している方は社会にたくさんいます。
年をとれば当たり前のように経験がつもり、自己の意見が正しい、うまくいかないのは周りのせいだと思い込んでしまうこともあるでしょう。

私は昔から、お年寄りの方がよく昔は良かったとか、昔はこうだったのに今はずいぶんと変わってしまった、今時の若い者はちっともわかっとらん、などと嘆く光景をよく見てきました。

彼らの意見に一理あるのですが、本当に大切なことは時代の変化についていけていますか?

私は別に時代の最先端を行けと勧誘しているわけではありません。

どんな時代やどの国に住もうとも変化は必ずあるものです。その変化に逆らわず、逆に楽しむぞくらいのポジティブ思考で向かえって、重くなった肩の荷物を下ろしましょう。